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【書評】『着かた、生きかた』地曳いく子著 感想・レビュー

May 21, 2016
約 3 分
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どうもtcmです。今日は私も大好きなファッション本のベストセラー『服を買うなら、捨てなさい』の著者の新刊『着かた、生きかた』を読んだので、レビューを書いてみたいと思います。

前作は発売直後から話題を呼び40万部を超えるベストセラーになりました。

はたして今作はどうでしょうか。

 

今作はファッション本ではなく、服をベースにした生きかた本

今作を読んでまず思ったのは、前作のようなファッション本ではなく、タイトルにもあるとおり生きかたに関する本だということ。

この本はchapter1から4までの4部構成で、Chapter1で著者の地曳いく子さんはこう書いています。

着方と生き方はつながっている。

中略

だからこの本では、まず、生き方のところに立ち返って、服を考え直してみようよ!と言いたいのです。

引用:「着かた、生きかた」地曳いく子 著 P12

私はこれを読んで「ちょっと話を広げ過ぎじゃないかな」と感じました。

前作が多くの人に読まれた理由として、私は著者が雑誌などで『30日着まわしコーデ』などを提案するスタイリストであるにもかかわらず

「いやいや、着まわしとかしなくていいよ。好きなものだけ着て、偏ってたっていいよ。そんなに服いらないよ」

と語った点にあると思います。

著者がファッションの専門家だけに、その主張は非常に説得力がありました。

ところが今作のテーマは生き方。ファッションの専門家であって、生きかたを追求する専門家でない地曳さんが語るには、違和感を感じます。

ファッション本を期待していた私は、少し残念でした。

 

前作同様”自分基準”を生きかたに取り入れよう、という主張

ファッション本でないことにややがっかりしましたが、主張自体は前作とベースが同じで、あくまで自分基準で取捨選択をしようというもの。

すんなりと腑に落ちる内容でした。

あなたが今、自分にとって必要なもの、優先したいこと、大切なことは何でしょう?

それが何かという自分の物差しを持っていれば、自分の定番を決められるし、本当に持つべきものも見極められます。

引用:「着かた、生きかた」地曳いく子 著 P12

これらの主張は現在のミニマリズムやシンプルライフといった世間の流れと合致していて、共感するかたも多いと思います。

そういった生きかたに憧れるかたには、参考になる内容なのではないでしょうか。

上述した内容以外に、本作に記載されている内容は主に以下のとおり。

  • 「自分らしさ」は自分の中にしかない。
  • 自分の得意なテイストのつかみ方
  • 自分がブレない、おしゃれと生き方
  • 人生とファッションは同じもの

 

まとめ

ファッションについて触れられてはいるものの、メインテーマは生きかたです。

なので具体的なファッション指南を期待して購入すると、がっかりします。

逆に生きかた(ライフスタイル)を変えたい、参考にしたいというかたは買いではないでしょうか。

前作も良かったので、また次作にも期待したいです。

 

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