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レディオヘッド 超入門(2)オススメのアルバム・曲など ディスコグラフィー

May 9, 2016
約 6 分
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5月9日追記)レディオヘッドのニューアルバムA Moon Shaped Pool」が日本時間5月9日深夜3時ごろリリースされました。

本サイトでは日本最速で、A Moon Shaped Poolの全曲レビューを掲載しています。ぜひご覧ください。

レディオヘッド ニューアルバム「A Moon Shaped Pool」はアンビエント 全曲レビュー

購入はこちらから



 

 

どうもtcmです。レディオヘッド超入門の第2回は私のオススメのアルバムや楽曲をご紹介します。

またレディオヘッドは時期によって音楽性が大きく異なるため、アルバムを時系列順にディスコグラフィーを紹介し、オススメの聴きかたも紹介します。前回の第1回はこちら。

レディオヘッド 超入門(1)世界を魅了する3つの魅力

 

2つの時期で異なる音楽性 –  ロック期とエレクトロニカ

レディオヘッドは常に音楽性を変化させていますので、発表した時期によって曲の雰囲気が全く異なります。

様々な区切り方があると思いますが、私は大きく分けてロック期とエレクトロニカ期に分けられると思います。

ロック期 – Pablo HoneyからOK Computerまで

1992年にデビューしたレディオヘッドですが、デビュー当初はR.E.Mなどに代表される、歪んだギターサウンドがメインのいわゆるオルタナティブ・ロックバンドでした。

この音楽性はデビュー以降しばらく続きます。1stアルバムの『Pablo Honey』では荒削りなロックサウンドを。

2ndアルバムの『The Bends』ではロックバンドとして最高水準のメロディとアレンジを。

そして3rdアルバムの『OK Computer』ではロックで表現できることのひとつの到達点を聴かせてくれます。

この時期のオススメアルバムは2ndアルバムの『The Bends』です。

世間的な評価や売り上げは3rdアルバムの『OK Computer』の方が高いのですが、メロディやアレンジの良さで言えば『The Bends』のほうが上だと私は思います。

オススメの収録曲は7曲目の『Just』です。この曲のイントロの荒々しく特徴的なギターリフはジョニーによるものですが、後にジョニーが傾倒することになる現代音楽の巨匠のオリビエ・メシアンの提唱した音楽手法と酷似しており、非常に興味深いです。

The Bends – Youtube

また12曲めの『Street Spilit』もオススメです。もの哀しく鳴り響くギターのアルペジオ、そしてトムの嘆くようなボーカルに厚いコーラスが加わり、ある種の退廃的な美しさを醸し出しています。

 

 

エレクトロニカ期 – Kid AからThe King of Limbsまで

3rdアルバムの『OK Computer』でロックの到達点に達したと言っても過言ではないレディオヘッド。しかし到達点に達したことでは満足しないメンバーは、さらなる音楽の追求のためロック以外を研究し始めます。

そして4thアルバムのKid Aでその音楽性を大きく転換しました。

『OK Computer』以前のファンは、『Kid A』の発売ともに度肝をぬかしました。『Kid A』で聴こえたのは歪んだギターのサウンドはなく、シンセサイザーと電子音、そして滅茶苦茶に加工され人の声の原型をかろうじで止めているトムのボーカルだったからです。

また『Kid A』以降本格的にトムがピアノで弾き語りをしたり、ジョニーや他のメンバーがそれぞれの担当楽器以外の楽器を積極的に使用するようになり、もはやロックバンドとは言えないサウンドになっていました。

この方向性は4thアルバムの『Kid A』から始まり、『Kid A』と同時期に作られバンド史上最短の間隔(KidAから8か月)でリリースされた5thアルバムの『Amnesiac』と続きます。

さらに一部の楽曲でギターサウンドが聴けるようになったものの、依然としてエレクトロニカな音色が多く用いられた6thアルバムの『Hail to the Thief』、リズムとビートが骨格になって作られた7thアルバム『In Rainbows』、そして限りなくアンビエントに近づいた8thアルバムの『The King of Limbs』へと続き、2016年5月現在に至ります。

この時期のオススメは何と言っても4thアルバムの『Kid A』です。

ジャケットの雪山のようにどこまで暗く孤独で、それでいて高揚感を感じるサウンドはとにかく癖になります。

アルバムをどの順で聴くか

このようにアルバムによって音楽性が大きく異なるレディオヘッドですが、私がもし全くレディオヘッドを聴いたことがない方に聴く順番を勧める場合は、以下のように勧めます。

  1. まずThe BendsとKid Aを聴いて、どちらに魅かれるか聴き比べてください。
  2. The Bendsに魅かれる場合は、ロック期のThe Bends、OK Computer、Pablo Honeyの順で聴いて、その後エレクトロニカ期の中でもロック色のややあるHail to the Thief、In Rainbowsを聴くことをお勧めします。
  3. Kid Aに魅かれる場合は、エレクトロニカ期のKidA、Amnesiacをまず聴いて、その後年代順にHail to the Thief、In Rainbows、The King of Limbsと聞いていくことをお勧めします。

まあ本心で言えば「全部いいから全部聴いて!」なんですが(笑)

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はディスコグラフィーを年代順に紹介しつつ、オススメのアルバム・曲などを紹介しました。

次回は発売したニューアルバムを全曲レビューしたいと思います。

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